【dead or school レビュー】アニメとハクスラでオタクを満たす良作

萌えをやたらと推してくるゲームが苦手で、なるべく敬遠してる時期がありました。

キャラに力を入れてるのは一向に構わない、でもそれがゲーム性を落としているならば、話にならないと思ったからです。

何をもって良しとするかは人それぞれであり、僕の持ってる価値観を押し付けようとは思いませんが、キャラだけのゲームって嫌じゃないですか?(笑)

どーしても狙った様なデザインが第一印象を歪め、自然と手をつけずにいました。

そもそもアニメはそこまで見ない。

 

今回紹介するdead or schoolはゴリゴリのアニメテイストである。

「じゃあ何で買ってんねん(笑)」

とか言われそうですが理由がちゃんとあり、邪険だと思ってた心を吹き飛ばしてくれました。

ストーリーをざっくり語りましょう。

dead or schoolは腐敗生物(平たくいえばゾンビ)に地上を占拠され、人間は地下に追いやられてしまいます。

地上での記憶や文化が失われつつある中、主人公のヒナコは学校に憧れを抱き、地上奪還を目指すというストーリー。

舞台は東京23区であり、日本人なら誰しも聞いたことがある地名が登場します。

なんかありそうな設定ですよね〜

今作は程よいアニメ感やエロ成分を補給しつつ、ゲームをこなす訳です(笑)

「んで、これの何処が良いの?」

ってハナシ。

もちろん設定に惹かれて購入した訳ではなく、とある要素に心を打たれたのが理由です。

 

それはハクスラ要素。

dead or schoolはやり込み必須のバッキバキなハクスラ成分を含んでおり、購入検討を悩むことなくボタンを押す事になりました(笑)

武器それぞれに異なる性質のスキルが付いていて、敵を倒せば倒すほど大量の武器が湧き出てくるのが気持ちいい。

倒して強くなって、また倒して強くなって…

中毒性を産む最高のフィードバックが、プレイヤーをゲームの世界に引きずり込みます。

僕は既に両手両足がどっぷり浸かってるので、しばらく抜け出せそうにありません(笑)

dead or schoolの魅力はアニメ×ハクスラで構成されたツボを突くゲームデザインであり、万人ウケを狙ってない所。

「好きなもの作りました!」

っと言う作者の想いが伝わってくるのが、個人的に嬉しかった。

前書きだけでは語りきれない詳細を、もう少し紹介しながらレビューを書きたいと思います。

タイトル dead or school(デッドオアスクール)

詳細情報

  • 機種 PC(Steam)
  • ジャンル ハクスラ要素ありメトロイドヴァニア
  • 購入価格 Steamで1500円にて購入

ざっくり概要

アニメ強めのハクスラアクションゲーム。

1番の決め手はハクスラなのにメトロイドヴァニアという部分。

雰囲気で言えば“dead cells”に近いものを感じますが、あちらはローグライクであり楽しみ方が少し異なります。

ハクスラで横スクロールに進むのが珍しいと感じ、興味を持ったのが購入の決め手に。

めちゃくちゃざっくり言うと”遊ぶたびに強くなるロックマン”というイメージ。

敵を倒してレベルを上げれば新しいスキルが手に入り、武器を漁れば唯一無二の性能を持つ重火器を得る。

探索しつつも戦闘の楽しさを忘れない粋な心が、なんともゲーマーのツボを刺激する。

ぱっと見はアニメ重視の萌えゲー。

ところが、蓋を開けてみれば玄人ゲーマーも項垂れる本格ハクスラというギャップがたまりません(笑)

 

ハクスラと言えば上から見下ろしたような視点のゲームが多く、四方八方から群がる敵をなぎ倒す爽快感が魅力。

「俺は無敵だぁ!!」なんて全能感を味わえるのが最高に気持ちいいですよね。

それが僕の遊んできたハクスラ。

dead or schoolは横スクロールで戦闘するので、ハクスラにありがちな大群に囲まれると、左右に挟まれてマッハで死にます(笑)

自分好みの武器を集めて無双するだけではなく、敵との距離感を意識したシビアな戦闘。

強い武器を集めても歯ごたえのあるバトルを楽しめるので、脳死プレイなんてヌルイ立ち回りはできません。

ほど良いアクション性を保ちつつ、確実に強くなれる成長システムが何とも心地よいゲームです。

従来のハクスラとは毛色が違うような感じもしますが、やり込みがいの感じました。

ココがポイント

  • こだわりのアニメ調がオタク心を刺激する
  • メトロイドヴァニア+ハクスラでやり込みが加速する
  • ちょっとえっちなCGが好奇心をくすぐる(笑)
  • ゲーム設定が東京23区なので親近感が湧く
  • 明らかにゲーマー向けのゲームデザイン

やりたい人が遊べば良い

なんだか最近のゲームは、萌えキャラやらアニメテイストやらでゲームと言う部分が薄味になってると思うんです。

「キャラで売ってます!」

っという感じを妙に強く感じてしまい、敬遠気味になってたのでdead or schoolも期待してませんでした。

だって見た目が…笑

大好きなハクスラというジャンルだったので、臆することなく購入に踏み切れましたが、普通のRPGなら間違いなくスルーしてますね~

実際に遊んでみるとやっぱりアニメ感が…

んんっ?

なんか違う…

 

「これはホントに好きで作ったんだ」

客寄せパンダのように取って付けたような萌えではなく、熱意を持って作り込まれた世界観。

カンタンに言うと”濃い”んです。

そこらへんの企業がポッと作ったキャラではなく、インディーズながらも魂込めて作られたのが良く分かるデザイン。

圧倒的な熱量

”萌え”は僕の苦手な世界観。

でもホントは違ったんです。

僕が苦手だと思ってたのは、芯も持たずに作り出されたキャラクターや世界観。

「こうしとけばウケるんだろ(笑)」的な浅い戦略。

ゲーム性から遠ざかり、そこそこ売れそうな妥協作品を作ろうとする魂胆が嫌だった。

別に悪いことではないですし、生き残るためには仕方ない。

あざといキャラが好きな人もいっぱい居るし、僕みたいな人は稀有かもしれません。

まぁ僕自身の感想なので気にしないでください(笑)

 

けどdead or schoolは本気だった。

好きだから作りましたという想いがヒシヒシと伝わってくるし、ゲーム性も尖ってる。

少々厳しい意見をすると、まだまだ挙動が不安定な部分やバグも見つかる。

動きもカクカクするときがある。

でもそこじゃない。

作り手が叶えたかったことが見事に表現されていて、個性としてゲームに反映されてることが素晴らしい。

粗削りながらも想いの込められたゲーム。

おかげで自分の価値観が広がったなぁと感じましたね(笑)

 

僕が思うにゲームってどれだけエゴをぶつけられるかが重要だと思うんです。

ゲームを作ったこともなければ、販売に携わったこともないので、とんでもなく甘ちゃんなセリフを吐いてると思う。

でも。

自分の大好きなモノを作ってナンボって思うんです。

そこがブレたら人に刺さる作品なんて出来っこない、未熟ながらモノ書きとしてブログを書いてる僕は思う。

だからこそコテコテのアニメ感を前面に出す今作が好きだ。

「苦手な奴はやらんでいい」

僕にはdead or schoolがそう言ってるように感じた。

横スクロールでハクスラってどうなの?

ところ変わってゲーム性について。

dead or schoolはハクスラを謳っており、じゃんじゃん倒して中毒になるまで遊び倒して欲しいというメッセージを感じる。

感じてるのは自分だけかもしれないけど…笑

ハクスラ信者として狂おしいほど期待してたんですが、一つだけ猜疑心が芽生えました。

 

「見下ろしじゃなくて横スクロールだけど、実際どうなの?」

前述したように今作はメトロイドヴァニアとハクスラを併せ持つゲーム。

2Dのステージを横に進んでいき、探索しながら強くなる作りです。

なんだかハクスラのイメ―ジがイマイチ湧かない…

2Dだけどハクスラの魅力は引き出せるの?(笑)

率直な感想を申し上げれば、充分通用するレベルに仕上がってます。

武器のランダム性能が敵を倒してトレハンする楽しさを見出し、雑魚敵のワラワラ感が敵をぶっ飛ばす爽快感を演出。

平面のステージでもわんさか敵が湧くので、ひたすら敵を狩り続けることも可能です。

いきなり敵が出現するので、いつまにか囲まれてるケースも多く、意外と緊張感をかんじる戦闘になってます(笑)

敵が1直線上に並ぶので、上手く誘導して攻撃すれば、まとめて屠ることが出来て気持ちいいですよ~

これは2Dならではかなぁ~と思います(笑)

まとめ!

選ばれた精鋭にこそふさわしい尖った作品

だれでも楽しめるって感じはしませんでした(笑)

だからと言ってつまらないという訳でもなく、ピンポイントでツボを突く作品であり、色々な意味でハマる人が多そうだと言う印象。

「俺の為に作られたゲームやんけ!!(笑)」

っと思う人も居るかもしれない。

 

ゲームと言う括りで僕は楽しみましたが、一つの映像作品としての楽しみ方もアリだと思います。

いかんせんアニメ感が強い(笑)

挿入されるムービーが力入っててホントにアニメですし、ロード中に表示される画像はセンスを感じる。

「コレだよコレっ!(笑)」

っと膝を打つ表現も多く、共感を覚える場面もちやほら。

まるでオタク仲間を見つけたかのような、ささやかな喜びを覚えました(笑)

2次元を愛する人にかなりオススメ!

寂しいので質問やコメントはお気軽に~(笑)

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